パンダ100HP

某アレーゼのショールームに置いてありました。

乱暴な言い方をすると
グランデプント3ドア1.4 16V Sportのエンジン及びトランスミッションを
パンダのボディにブチ込んだのがこのクルマです。
スペックの類いは少しずつ違いますけど。








運転席に腰掛けてポジションを合わせてみたら
シートの座り心地がかなり良いのに驚きました。
サイドサポートが良さ気なのは見た目通りなのですが
座面の長さが通常モデルに比べて若干長く感じるのと
シートリフターを最も低い位置にした際に（1.2同様お尻の部分が上下するタイプ）
座面の後傾角がやや大きめに取られているのが意外に効いているのかも知れません。
クッション自体もタップリした感触です。
コレ長距離走行でも疲れ難いかも。







メーターの縁取りも1.2リッターとは違うものになっています。







1.2リッター車では“CITY”と記されているべき位置（ハザード左横）に
“SPORT”と書かれたスイッチが在ります。
このスイッチをオンにするとパワステが重めのセッティングになり
ECUのマッピングもすっ飛ばす事を意識したものになるとか。







このクルマで個人的に興味を持っていたのが
ペダル配置が酷い事になっていないかどうかだったのですが
（現行パンダの日本仕様では初の右ハンドル3ペダルですので）
実際に座って操作してみると意外に問題無さ気。




ひとつケチを付けるとすると195/45R15のタイアサイズ。
コレ交換しようとすると選択肢があまり無いんですよねぇ。
私が前に乗っていたクルマが同じサイズだったのですが
あまりの種類の少なさには半泣きでした。
まぁルポGTIの205/45R15よりはマシでしたけど。




ここの某アレーゼではパンダ100HPを5台仕入れたそうですが
（白2台、赤、青、黒各1台）
この展示車を除いて全て売約済になったとか…。
写真の白は国内に12台だけ輸入されたらしいですよ。